2008年05月22日

1月29日のタロット解釈実践講座後記の記事にコメントした件で

つきましては、書き込んだことについて、追記をさせていただいております。

「解釈が無数にある、、」というご質問のコメントに対し、気軽に「はい」と答えてしまいましたが、ちょっと軽率でしたね。それでは、何でもありの解釈、ということで、例えばわざわざ解釈の勉強をする必要もなくなるし、わざわざタロット占い師さんの元へ相談を依頼する方もいなくなってしまうかもしれませんよね。

まず、78枚中、7枚のアルカナが出ており、その他の71枚は出ていないわけです。これ自体に、7枚の札が織りなす独自性を見てとることができるでしょう。それぞれの札に、一枚につきひとつの象徴があるわけですから、7つのアルカナによって創り出させるストーリー性には顕著な特徴があるはずです。

この段階で、講座に参加されている複数の方の様々の解釈を伺ってみるのは、何も勝る学びになりますね。人の意見や考え方に触れると言うことその物が、学習、学びの基本、原点です。

それから、人間誰しも個性ある、感情を持った生き物ですから、それぞれの解釈にある種の偏りであるとか、見落としなどが反映されている場合があり、この辺を指導させていただくのが、ナディア・オフィスの仕事だと考えております。

さらに、ここが一番大切なところかと思いますが、タロット解釈を依頼された場合、解釈は、その相談者のためにするものです。一方的な独善的な解釈を押しつけるのでは、これはプロの仕事だとは言えません。解釈の伝え方、話の運び方、もっと言えば、タロットの札を解釈する前に、まず相談者とどのようなコミュニケーションを取っておくことが求められるのか、そういう点を皆さんで論じたくもある。

「占い」について、うちのことではないのですが、他様でのことで多く、寄せられる苦情のようなものは「こちらの話も聞かず、結果を決めつけて押しつけてきた」などです。
例えば「私は、結婚できますか?」というご質問ひとつ取っても、そのことばを発するまでのその人の人生に少しでも触れる必要が、鑑定師にはあるんですね。経緯があって、そういう発言をされるわけだから。もちろん、過去の札にそれは象徴されて出るだろうけど、札一枚には多くの情報が詰まっている。こちらで読み取るべき情報をぐっと絞り込んで的を得た解釈をするためにも、相談者とのコミュニケーションは欠かせない。相談者に心を開いてもらうためにも。。閉ざし合った心で、鑑定も授業も、効果を発揮しませんもの。

ナディア・オフィスでの講座は、まあ他のいわゆる「占い学校」的な要素が少ないんですね。
学校的に、先生がいてプリントや資料を配ってもらって、確かな正解が出せるように、、なんて要素をお求めの方には、「おもしろくない」講座に、なるのでしょうね。
相談者のニーズはもう十人十色。基本的にあらゆる仕事というのは、ニーズに従って提供させていただくものです。仕事というのは、色々あるが、要は「依頼者とどう向き合うか」に尽きると、極論的には考えています。どんなに客観的に「イイ仕事」ができたように見えても、、当の依頼者からダメだし、では。その辺をまだわからずに、ただ占いが好き、占いが得意ですと言って、占い館などで働き出すと、、1か月も持たないわけです。何あれ好きなら職業にできるというわけではない。美容師さんでも、獣医さんでも、家政婦さんでも、きっとそうですよね。依頼者に「あなたに依頼してよかった」と、そう締めくくってもらえる仕事を、いくつもトライアルや失敗を乗り越えて、、いつしか達成するのでしょう。

タロット解釈の一件一件、それぞれの事例を、相談者は何故この問題に直面したのか、何が根本的なニーズなのか、相談者が望むことと望まないことがあるだろうが、タロットの展開がそれに沿わないものだった場合、などなど皆さんと論じ合うこと、これをとても大切なことと私共は考えております。

また、私自身最近とみに感じることは、占師、鑑定師には一定の品格も求められるということもある。講座に参加している、まずは仲間たちと、人と向き合う練習、自分の品格を高めていく練習をと、ナディア自身皆さんに呼びかけております。主催者自身も、学ばせていただき、大変に感謝しております。

最低限の常識というのでしょうか、そういうマナーすらご存じでない方もいらっしゃいます。たぶん、お若いので本当に悪意なくご存じないのでしょうね。だからうちで身につけたいという方でしたら、門は開いておりますので、お気軽にご参加下さい。ただお名前のないメールでのご質問などには、基本的にお答え致しませんので、よろしくお願い致します。0
posted by ステラ・マリス・ナディア・オフィス at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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