いやもうこのぎりぎりのタイミングで、、なかなか書き込みが進まず、失礼を致しております。19日は「解釈」に力を入れた講座でした。そもそも、鑑定師の仕事というのは、「チャートなりタロットなりに見られる事柄を、相談者に解釈して伝える」というところが、これが仕事の本質だと思うのですね。まあ相当なコミュニケーションスキルが要される仕事ですよね。で、あまりにもその解釈の部分がおざなりになっているなァと、時々講座を通じて色々な人達と会う機会があると感じる今日この頃。もちろん、そういう人の姿というのは、自分自身の姿の反映であったりするわけだから、、、何とかせねばと(笑)。
昨年から割と占術のロジカルな部分は細々とやってきたわけだから、今年は開講している講座が応用科ということもあって、もっと「解釈、伝え方、表現力」に切り込んでいこうと、その力を注いだ第一回目が、19日の講座だったんですね。
よく、わるい結果が出たら、ダメな時は、なんてことばが飛びます、、そんな時は相談者にどこまで伝えたらいいのだろう?と。その質問自体が占術による占断というものを、解っていないことの表れではないだろうか。
占断とは、いいか悪いかを判断することではないのです。「別れたほうがいいか?」「転職したほうがいいか?」そんな相談もたくさん参りますが、その質問にうながされるままに、解釈を導き出そうとすること自体を、まず止めましょう。
なぜなら、出生図もタロットの展開も、一個人の表面には表れていない情報のるつぼなのです。その時その相談者に役に立てて頂けるあらゆる情報を読み取り、解釈して誤解なく、伝えたいところです。
そうなってくると、鑑定は「相談者次第」であって、その方が何を求め、何を必要としているのか、ここからどこへ向かおうとしているのか、鑑定師のほうでそれを見極めて適切な情報を提供していかねばならないことになる。相談者の表面的な質問に終始しないことでしょう。
昔メルマガで鑑定師はオーケストラの指揮者のようなものだと、喩えたことがあります。相談者の閉ざされた心から、色々なものを引き出し、それを開花させるタイミングを伝える役割を鑑定師は、担っているから。最終的に相談者には、持っている可能性を輝かしく開花していただけたら、、その方がこの世におけるスタンディングオべーションを受けるかのごとく、、導き手でありたいものです。そうなって始めて、その鑑定の価値が出てくるわけだ。・・・目先の当たったのはずれたの、「相性がわるいから別れなさい」なんてレベルの鑑定で終わり得ないはずなのね。
だから、次回は、英国王室のチャールズ皇太子(The Prince Charles, Prince of Wales)と、ダイアナ元英国王妃(Diana, Princess of Wales (Lady Diana Frances Spencer)、さらにコーンウォール公カミラ・ローズマリー・マウントバッテン=ウィンザー 旧姓パーカー・ボウルズ(Camilla Rosemary Mountbatten-Windsor, Camilla Parker Bowles,)の三者のチャート解読に挑戦します。
あくまでも、この三人の可能性を、一般の人にわかりやすく伝える、ことを目的として。もう手あかにまみれるほどに各所でチャート分析みたいなことに取り上げられているかと思いますが、私たちがやりたいのはそういうことではない。例えば、このような危険をはらんだ男女二人がご相談にいらしたり、三角関係の渦中にあってお悩みの相談者なども実際多々いらっしゃるわけで、その方たちにどう役立つ鑑定を提供できるか、ということが課題なのです。事件にアスペクトをこじつけるようなことは一切不要。
参加者の方が、各三名の正確な出生年月日をお寄せ下さいましたので、ここに掲載させていただきます。
◎Prince CHARLES,
born November 14, 1948 at 9:14 PM in Londres
(United Kingdom)
◎Princesse LADY DI (DIANA SPENCER)
Born July 1, 1961 at 7:45 PM
in Sandringham (UK)
◎Camilla PARKER BOWLES,
Born July 17, 1947 at 07:10 AM in London,
(United Kingdom)
Birth Name: Parker Bowles, Camilla
参考URLhttp://www.astrodatabank.com/
解釈においては、いわゆる教科書というか典型的なアスペクトについての表現なんてもう取っ払っいましょう。どんなご立派なアスペクト解釈をせよ、普通の人が聞いてわからないような表現では、、
相談者はただでさえ混乱していたり、深く悩みにうち沈んでいたりするわけで、たぶん教科書通りのうんちくを、聞きに来たわけではないのにと、心中で強く思っている可能性大。
例えば、ナディア・オフィス式チャート解釈の一例がこちらです。
20080502T.Y.chart.PDF