12日のタロット&西洋占星術講座後記
「適職」をテーマに、仕事に関するご相談について、実践解釈に挑みました。
今回は、適職の導きだしのひとつに、チャートパターンも応用しました。
チャートにおいて、惑星の配置が偏っていると概して適職も狭まりがちで、また性格的な問題から対人関係などでもつまづきやすい。
一方、惑星がばらついて配置されていると、興味の幅も広がり、人づきあいなども柔軟にこなすことができるので、職探しの幅も広がるかと思われるが、若い内からある程度意識してひとつの道を究めようとしなければ、中年期になっても定職につけないという可能性も出てくる模様。
職業そのものばかりでなく、仕事の探し方などにも、応用したいところですね。
また、いわゆる典型的な「独立型」のチャートというものもありますが、
いきなり独立型、就職型、と区分けしてしまうよりも、ある程度まで力をつけたら独立する方向でないと、現実的には難しいケースが多いですし、「西洋占の教科書」通りに行かないところについて、色々なご意見を伺え、主催者にとっても参考になりました。
今回の醍醐味は、チャートから、いかに当事者の「光る部分」を摘出できるか、に皆さんには集中して頂くことでした。
どんなに凶座相と言われるアスペクトが多くとも。。あるいは、なかなか見つけ出せない、気づかないあるひとつのアスペクトが、意外にもその人個人を大きくゆさぶっていることなども、たくさんの人達との意見交換で見えてきたりすのが、興味深かったですね。
そうして、チャートから色々な特質、素質を導き出そうにも、その可能性を生かせる土壌にあるかとか、当人が抱えている現実的な問題をタロットで繰り出してみると、適職云々というより、根幹的な問題が見えてくることが多いのです。。「心の持ち方、生き方変えましょうヨ!」という、
もしかしたら、ご相談者には耳障りなアドバイスが必要なケースなどもおうおうにしてございます。
そんな時に、その方のチャートに則したお話の仕方、話術ということでもなく、その人の立場になって、心を込めた誠意あるアドバイスをすることによって、心のマッサージ的なお話をすることで、まずは心の扉を開けていただく。。この時点で「あー良かった」で終わらないことが大切です。
本題はそれから! という、就職や転職についての鑑定とはなかなか至難なものですね。
日々社会の動きや経済動向などキャッチしながら、向き合ってゆきたいと思います。
次回の講座は、2月9日土曜日13:30〜 です。たくさんのご参加、お待ちしております。0
2008年01月15日
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