すみれさんからのご相談 (年齢:49才 性別:女性)
内容:占い師デビューすることが決まりました。期待と不安が入り交じる状況です。もともと、セラピーの仕事をしているので、人の相談を受ける仕事は適職かとは思っています。今後の注意点なども含め占い師としての活動を占って下さい。
追記 こちらからタロットの札展開が確認できます。
http://stella-office.com/soudan/weekly/071216.pdf
071216.pdf
ステラ・マリス・ナディアからの回答:
すみれさん、お待たせを致しました。
まずは慎重に。キーカードが「節制」でもありますし、さじ加減を意識して、お勤め先との微妙な関係性を維持していくことでしょう。既にもう、何か限界と察していることがもしかしたらあるのかもしれませんね。ご自身の理念とするものを貫きにくくなっているのでしょうか、或いは、すみれさんのライフスタイルを総合的考えると、ご家族のことですとかお金や健康上の問題など少し無理をしていらっしゃるのでは、と心配なところもあります。
特に心当たりがなければ、先にも申しましたように慎重に、徐々に仕事を増やしてゆくのがよいでしょう。占い師のお仕事というのは、生計を立てられるようになるまで長い時間がかかりますし、精神力を要するものです。キーカード「節制」は、そういった生活の面のバランスを崩さないようにという促しかもしれません。
今後の札には、対人面で不安定な暗示が出ていますので、お勤め先の方ですとか接するお客様とのことですとか、色々やりにくいことも出てくるかと思われます。特に「正義」の札で出るかたは柔軟性が今ひとつで、物事をバッサバッサと決断してゆく傾向があり、白か黒かという感じで物事をスッパリ分断しがちです。だからこそ、「節制」が出て、「つかず離れず」というスタンスの大切さを促してもいるのでしょう。職場、或いはお客様との距離の取り方には配慮されて下さい。
もしかすると、セラピーのお仕事をあくまでもメインワークとして、占いをサブの仕事にするということで、調和が取れるのかもしれません。
同じ分野の人間のアドバイスとしては、やはりセラピーを受けにいらっしゃる方と、占いをしにくる方とは、ご自身の問題に向き合う姿勢が根本的に異なっていると思います。知人でセラピーも占いもどちらも受け持つ方がいますが、率直に言って占いのほうがシンドイと申されますね。。それは、すみれさんが、よくよく痛感されていることかもしれませんが、、
などとタロットの展開から推察できることを色々と申し上げてしまいました。最終札からすると、すみれさんは立派に占い師として、よいフォーチュンカウンセラーとして大成される方とお見受け致します。ですので、現実的な少々きびしいアドバイスかもしれませんが、初めの数ヶ月で挫折されるなどということのないよう時間をかけてそのゴールへ到達していただきたいと、お話をさせていただいた次第です。
「節制」に対応する色は、ミッドナイト・ブルーです。青なのですが、紺に近い夜空を思わせる色ですね。肉眼で確認することができない世界を示す色、人智の及ばぬ不可知の領域の存在を知らしめる色でもありますから、神秘的にして格調高さを表現するに相応しく、心を引き締める色でもあります。占い師としてのお仕事の際にはぜひとも取り入れてみて下さい。共にがんばって参りましょう☆
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