日本易道学校土曜日タロット&西洋占クラス 応用科後記
西洋占応用科の部
11:00開始のところ 資料作成に不手際生じ 11:10近くになってしまい頃にスタート
テーマは「外惑星・冥王星」
まさに冥府、黄泉の世界をつかさどる冥王星は人の死生観を象徴するもの。12の死生観をことわざや慣用句で表現してお伝えしてみました。
1960年代の著名人のチャートで、ソーラーサイン、ナチュラルサイン、プラシーダスのそれぞれ3タイプを紹介する。
どれが正しいチャートということではなく、着眼点が違うことと、それぞれにメリット・デメリットがあり、用途に応じて使い分けることを推奨。たしかに職業占い師として需要があるのはプラシーダスかもしれないが、相談内容によってはアセンダントとMCなど算出することより、惑星同士のアスペクトを吟味することに重きが置かれるのが実際の鑑定でもあり。
※次回もこの3種のチャートでひとりの人を占断してみることとする
その後、6月の星回りいわゆるトランジット・チャート作成
いわゆるラッキーアイテム講座的な、ラッキーデーの導き出しの実演。今日はポイントをお伝えする。
トランジットのみで判断した凶事が、
ネイタルとトランジットの二重円になったときにある特定の星座にとっては吉事になるという考え方については、だからこその吉凶判断なのですと。
吉凶とはよしあしではないということ。
災害=わるいこと だから災害を被ることがわるいことで、災害を免れたらいいこと、という占断自体がそもそも成り立たない。
災害という災いは必ず発生する凶事かもしれないが、それをどう吉に転じさせるか、吉は凶に、凶は吉に常に転じながら、物事はすべて時間の経過とともに変化している。
月の異相のような毎日の変化の積み重なりがあって、ロシアとウクライナも今を迎えたわけです。どこかで何とかすることを放置した・・・それぞれ言い分はあるでしょう、決して責めていません、人は互いに攻撃し合う最悪の事態を迎えてしまう、そういう生き物なのですね。
極力、武器ではなく、手を取り合い、平和的に笑顔で過ごせる毎日のために、チャンスやタイミングを見計らう道具、これが占術というもの、というのが当方の信条です。
だからたとえば、2011年3月11日というあの未曽有の最大規模の震災の日に生まれた方がいたら、その凶事がそのまま出生図になっている方なんだけれども、あれだけの震災に匹敵するポテンシャルを持った人だという、星周りに即して言えばそういう解釈になる。あと20〜30年後には、日本を背負って立つような英雄的な指導者が東北において頭角を現す可能性があるということでもあるでしょう。
その後、5月の下旬から6月にかけて、また6/16前後の注意しておきたい波をチェック。
もしかすると停戦も望めるのでは・・・が、まだ次回5/21土曜日の授業のそのまた後のことにもなり。
次回は、ネイタル-トランジットの二重円、必須アスペクトその1、6月その2、7月総復習、8月修了試験ということで本講座が無事終了となるよう全力で取り組ませていただいております。
14時〜小アルカナの部
いよいよ人物カードに。ここではスートごとに毎回4人の王、女王、騎士、小姓を取り上げ、全16人の人物札を網羅して修了となる旨お伝え。
各スートを振り返り、たとえば「易道学校の授業に参加する」という行為ひとつとっても、CUP=感情をもった人物札の動きであれば、好き嫌いの主観で動いていますから、本当にタロットや星が好きなのでしょう。「タロット♥お勉強😊」ちょっとフワッとしていますね。
SWORD=知性をもった人物札の動きであれば、まさに学びのため、ある程度の規則性でもって計画性で足を運び、電車の中で下調べしたり情報検索したり、「教科書にこう書いてあるけどどういうこと?」授業中も後もチェックに余念がありません。
PENTACLEをもった人物なら、「元を取る」ために、手に職をつけ収入に結びつけるためという明確な目的をもって、技術を盗みに来るぐらいのどん欲さでいらして下さることでしょう。
WANDは少々難しいところがあるかなと思っていたところに、ピッタリなケースをご紹介することができ。
同じクラスの中の受講生さんであっても、どの人物札で出るでもって、内面的な動きを解釈できる。
でもって、これらのバランスです。はい、4要素はどんな人間の「行為」にも混在しており、そのバランスを読み解くことが重要。
という、それがタロット展開の中で果たされている「人物札」の役割なのだという話を。
恋愛結婚ビジネス、色々な相談がもたらされる中で、相談者とそれを取り巻く人々の人間模様を、これまではシナリオを読み解いてきたところで、言ってみれば個性的な内面のキャラクターが投入され、動き出す。
ドラマを読み解き、問題解決の糸口をよりスムーズに見つけ出せることでしょう。
最後はその人物札が他出したケースの解釈の読み解き。
※次回は、占的の立て方をおさらいしながら、ひとつの相談について何回かタロット展開して、最終的な占断に至るという一連の流れについての実際の鑑定例を持っていくこととする
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