2021年08月26日

奇しくもパラリンピック開催中ですが、、

日本易道学校 8/21の後記でも備忘録として残そうかと思ったのですが、

あの日はコピー取りに時間を要し11:05スタート、申し訳ない!

テーマは月のアスペクト 来る乙女座の季節を目の前にということで、

宮沢賢治氏 太陽in♍ ☽in♈ のチャートを解説させて頂く。ファンもいらしてよかったです。

37才の若さで夭折・・夭折というのは、ひとつ徳の高い方に起こることだと言う思想もあります。

また生まれもって障害があるということも同様だとそこでは言われていたりもします。

奇しくもパラリンピック開催中ですが、、

先日のタロットアカウントでのツイートの、ちょっと続きをさせて頂きたく。

障害者がかわいそう、気の毒、場合によっては不幸だと、ともすれば勝手にわたしたちは思ってしまうところがあるでしょう。

が、たとえばマルセイユ・タロットは違うのです。

このタロットの世界観では、心身に障害があること=不幸ではない。

マルセイユ版では障害者と健常者がたがいに手を取り合い、力を交換し合うという図像が19番のアルカナ「太陽」に採用されているのです。

noblet19.jpg1.jpg

障害がある人が存在することによって、どれだけ私たちは生きる力をもらっているのだろうかというようなテーマの図像なのです。

NHKのある番組の中では、パラリンピック観戦は人生の財産と化すとも言い切られていた、とても深いことです。

わたし個人で言えば、パラではありませんが、

そう忘れられないのは、小さい時に障害者の方の暮らしに密着する何かのTV番組があったのですが、その中で両腕が肩からない人が、足だけで、「カレー」を料理していたシーンを見て。

野菜もきれいに洗って、ジャガイモの皮を足で包丁使ってきれいにきれいに剥くのです。鍋で煮炊きをするのです。今振り返っても私などよりよっぽどじょうずな料理ができていたのです。

折に触れ、今でもあの映像のシーンが脳裏によみがえります。

人間にはできないことはないんだと、どんな障害も克服できるのだと、自分の中で人の底力、潜在力がテーマになる度に、本当どこのどなたかもわからない、不自由さをもった方の言動、生き方に教えられ、気持ちを支えられているのはもう確かなことなのです。

これを、この感謝のような気持ちを、直接、障害者の人に伝える人は、まずいないでしょう、それはやはりずれている。

誰も、わたしたちのために障害者であるわけではないのですから。

しかしこれが俗に言う「関係のない人などいない」現象ではあるのです。

自分に何ができるのか?しかないでしょう。

まずやはり、ひとくくりに「障害者」と言っても、もう個別の状況ですよね、「障害」というものにもっと丁寧に、誠実に向き合わねばと思い至ります。

普通に差別なく接すると結局「無視」になってしまうということにも。

もっと特別に関わろうとしてよいのではないか。

ただ人間社会では、握手をしようと、助けようと、差し出した手をはらいのけられることがあり、一度あった経験が土台になって、その後の人生での姿勢が決まってしまうこともあり。難しい課題が生じたりもします。

でもやはり何度でもやり直すこと、あきらめないこと、やり方を変えること等々、続けていくことが大切でもありますね。


さてちょっとまたここで誤解があってはならないので、

ウェイト・タロットでは健やかさ、心身の健康、幸福を示す「太陽」ですが、

ウェイト版にしても、誤解を招いてはいけないが、自分はたまたま障害もなく生まれてラッキーだなんて、そんな健やかさ、幸福感を描いた札であるわけでもありません。

BSW84_8.jpg

ひとりの人間の「心と身体」が一致してありのままの健やかな自分でいられることを尊ぶ札それがウェイト・タロットの「太陽」です。

健常者と言われる人であっても、不調をきたすことなどあるでしょう。

重い、憂鬱な、沈み込んだ精神を抱えて、調子の悪さをひた隠しにして時には作り笑いをしなければならないときもある、そうなってくると「太陽」逆位置状態です。

問題のない人なんていないでしょうし、愛やお金や仕事、人間関係などに決定的なダメージを背負って、癒えない傷を負ったまま生きている人もいる。

そんな目には見えない障害を多くの人が抱えていること、これも至極重要でしょう。

そんなことは当事者以外にはもうわからない。

ヘタすると当事者すらもその障害を知覚できておらず、ただただ自分にむち打ちガンバレがんばれと日々はっぱかけてしまっている、その無自覚さが、心身を病む大きな原因にもなりうると、8/21の易道学校の講座ではお話したところでした。

タロットの図像が伝えてくる様々なメッセージを引き続き、お伝えしてまいりたく思っております。

パラリンピックの学校連携観戦は純粋に賛同したい試みだけれども、

その気になれば、TVでネットで観戦はできますし、周囲の大人があとは教えてあげることなのでは。


健常者と障害者が手をつなぐ図像の、

健常者と障害者 とは、自分と自分ができることができない人、自分と自分とは真逆の人

です。

そう、マルセイユ・タロットによっては、男の子と女の子が描かれている「太陽」もありますからね、そおゆうとこですよ。

大人と子供が手をつないだり、反対している人と賛成している人が手をつないだり、そういう努力も人それぞれしていかないとね。

ケンカばかりしていても、言い合い、攻め合いばかりしていて何が生み出されるのだろうか。

手をつなごうと言う意識をまず、思い起こさせてくれるマルセイユ版「太陽」に触れてみました。




posted by ステラ・マリス・ナディア・オフィス at 21:00| Comment(0) | タロット・西洋占星術講座のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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