2011年(平成23年)3月11日(金) 14時46分18.1秒とのこと。
金曜日だったのですね。易道学校で授業をしていました。
今もまだ避難生活中だという方々がいらっしゃることには。見ず知らずの方のこととは言え、やはり胸が痛みます。
NHKでは中村雅俊さんが「これからは心の復興、助け合い」、元気に温かな呼びかけが、心からの思いに聞こえて、こちらはちょっと胸にしみました。
だけど画面から離れるともう、わたしたちというのはもう利害がぶつかり合い、対応策に追われ。
日々の生活に追われまくってしまいます。明日の授業の準備、鑑定に使う78枚もそろえていません。。いつも直前にすべてがバタバタ。
震災の後はコロナ禍。
でも実際そういうところではないところでだって、私たちは健康を害したり、損害を被ったり、大事な人を亡くしたり、悲しい辛い出来事に常時見舞われているのですよね。
おのずと浮かび上がってくるものを、自分なりに大切に、生きていくしかもうないでしょう。
日々の当たり前の日常生活のひとつひとつのこと、それに心を注いで。しっかりちゃんとする。
そんなこともこなせないのに、復興の力になりたいとかなんて、できるわけないもないのだから。
目の前にいる人、隣り合っている人、すぐそばに居る人のために生きるということも、まあまずは家族のために、ある自分であらねばと。
家族ってやっぱり不思議なもの、ではないのでしょうか。縁としか言いようがないところでつながって。
とくに、マルセイユ版の愚者は、魂の異形ということもあり。すべての生き物がただ自然発生するだけの宇宙の営みなのだけれどもね、魂が共鳴し合うとか、呼び合うとか、前世とか来世とか。どうなんだろうと。
どちら様も皆々様と、またきっとお会いできる日を心待ちに、しております。