タロットは占いの中でも、道具を使用してその出目で占う卜術(ぼくじゅつ)に属しています。その歴史は紀元前の中国にさかのぼり、当初絵札はありませんので、獣骨を用いて、「神の意志」が肯定なのか否定なのかを問うものでしたね。古代中国の人々は天候、災害、収穫高、健康、祭事、狩猟、軍事などの可否を「帝」と呼ばれる神に問うていた。。
そんなタロットの起源については、前回の集会でカラー資料をふんだんに使ってお話させて頂きましたので、次回3/11日曜日は次なるステップとして「一枚引き」に焦点を当てたいと思います。
獣骨占い、骰子(サイコロ占い)、この流れをくむタロットですから、誰のどんな相談であれ、占的としてまずYESかNOか、「伸るか反るか」という方向・指針、広げて解釈すれば心構えや対応策に焦点を当てることをおすすめします。
ということで、「占的」の効果的な立て方にもせまります。
そもそも、占的とは? 絵札をくり出すまえに、占的を立てるという流れをおざなりにしていませんか?
当たった当たらない、読めない、使えない・・・云々する前に、やることをしっかりやりましょうね。
前回の内容にはもう触れませんが、大変重要かつ貴重な資料を用いての学習会でしたので、
ご要望がれば、各支部長さんに場所場所で対応して頂きたく、支部活動の程もがんばっていただければと!
引き続き、新規ご入会、集会へのご参加、タロット・占術一般に関するお問合せ、ご意見、ご要望等何なりとお待ちしております。
タロット・占術一般に関する誤解や偏見等、わたしひとりの力では何も変えられないとは重々。ただ、差別や偏見に限らず、たとえば沖縄問題、捕鯨の問題、様々な活動・運動が世界中
どこでも起こっていますよね。活動家の皆さんはよくよく「何が正しいとか間違っているとかではなく、こういう問題があることをもっとみんなに知って欲しい」と申されています。
世の中にはこういう仕事もあるんだよ、こういう考え方も、生き方もあるんだよ、少し関心を持ってもらえたら、少し考えてもらえたら、そしてその人がそれまで感じていたことや信じていたこと、思い込んでいたことと、少し違うところもあるんだなと若干でもこちらに意識を傾けてもらえたら、、それが叶えばもう万々歳ですね。
こんな感じで十分だと思っています。
まあ3/11もそんなこんなでいつも通りに、意見交換しながら、ビギナーもプロも、しっかり一枚引き、初心にかえって取り組みましょう☆彡
井上でした。
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