2017年05月15日

異なるデッキによる同一の案件についての展開


たとえば「514日に試験を受けるのでそのことをみて下さい」といった、試験の合否についてなどの依頼もあるでしょう。ご相談者がどういったことを仰られるかにもよりますが、


「受けたら合格できますか?」といった未来予知的な占断の求めに応じるのは極力、会の人間としては控えて頂きたいところでしょうか。


井上の講座では「タラレバ」を占わないようにといういわゆる「占い」のやり方の基本、タロット解釈以前の使い方の基本の説明から入っています。これについてまで「解釈実践事典」「象徴事典」でも触れることはできませんでしたので。


5月のタロットマスター・メンバー紹介のコーナーに登場して下さっている紫子さんのエピソードに下記があります。

「彼は私の事をどう思っているのでしょうか?」というよくある質問に対して、特に何も思いませんでしたが、今は「彼は他に気になる女性がいそうです、貴女のことは何とも思っていません。」という回答が欲しい訳ではないのだから、「彼に好かれる為に私はどう努力したらいいでしょうか?」という質問に変えてもらいたいと強く思うようになりました。


お気持ちに深くうなずけます。しかしながら現職の鑑定師としては、その気持ちを直接ご相談者に向けることは、通常はありませんね。

一方でまた、相談者の言葉通りの質問を立てるということもまずないでしょう。

どう占的をしぼり、どういった展開を用いるか? 鑑定師の腕とセンスが問われます。



というと少々えらそう? でもそのくらいの自負があってお金を頂けるというものでは。。その辺のことも、当日長くプロ活動に携わっていらっしゃる先生に伺ってみましょう。

6月の研究会では、こういうそもそものタロットの使い方も含め、主催者の最新情報をお届けしたく。


また、「異なるデッキによる同一の案件についての展開」も扱います。

514日に試験を受けるのでそのことをみて下さい」といった依頼に対するデッキごとの展開、出目の違い、アドバイスについて。

Case1:不思議の国のアリス・タロット

alice-shiken.JPG



Case2:ウェイト版

image.jpg


Case3:マルセイユ版

imageアルカナ正義1.jpg


もちろん会では、ご相談者の質問の背景から展開法の詳細まで解説します。大アルカナと小アルカナの使い分けから、いわゆるスタンダードと言われるデッキとは異なる、自分の愛用デッキの解釈まで、幅広く参考にして頂けるかとも。まだまだお席がございますので、御参加お申込お待ちしております。当日をお楽しみに!


http://www.tarot-society-jp.net/tarotmasters/public.htm

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posted by ステラ・マリス・ナディア・オフィス at 23:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本タロット占術振興会事務局より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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