マルセイユ版・ハンドブック=会報誌NO.13-14特大号はお手元に届いておりますでしょうか? 一部、発色に問題がある冊子が混ざっていたことがわかりました。オールカラーでお届けしております。色が変?無彩色だった! そんなお気づきがありましたら、本意ではありませんが、ご一報下さい。
そうしまして、何とp.13タイトルの五か国語対応表、[と]Tがウェイト版と同じ並びになっているという、大変失礼を致しております。いずれまた近い内に増補版を刊行する予定なので、改めて後日また発送させて頂きます。
表題、表紙が、今後変わっていく可能性もあるもので、まだまだ研究途上にある内容ということで、取りあえずの現状報告、ご意見・ご感想等お寄せ頂ければ幸いです。
さて、親睦会は遠路はるばる新幹線でお越し下さる友の会の先生をスムーズにお迎えし、会を充実させるべく、「大宮駅周辺」で模索中です。日程の程7〜9月の土日ですり合わせ中です。
マルセイユ版のシンボリズムに基づかない図柄、構図は、ウェイト版に慣れきってしまったタロットユーザーには非常に刺激になるかと。
冊子の一部を。
最も味わい深いのがアルカナ[「正義」です。ウェイト版では序列すら変更されており、「正義」に関しては根本から変えています。
マルセイユ版の「正義」は、人間の司法官ではありません。しかも、天秤を動かしている。。
なんて素敵な正義の女神! 法律なんてくそくらえなわけで、、人が人を裁けるのか?筆者個人の問いにはストンと腑に落ちる札なのです。
以降、「隠者」も、初期の手描きのヴィスコンティ版には存在していなかった
マルセイユ版独特のアルカナ。
「運命の輪」は拷問の道具です。
ウェイト流にシェイプされたスタンダードなタロットとは一味も二味も違います。
小冊子という形では、具体的な使用法というものがお伝えしにくく、実際に一連の流れを目で見てご納得頂き、日ごろのご自身なりの鑑定の流儀にまた活用もしていただければ幸いに存じております。
お忙しい最中とは存じますが、よろしければぜひお繰り合わせの程、宜しくお願い申し上げます。
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