2016年03月12日

人を幸せにする占いについて考えよう

2016/03/19 11:00〜 講習会開催します。集まれる人はお集まり下さい
● 駅集合 11:00(参加費:会員2000円、非会員3000円)
● 昼食会 13:00〜(希望者のみ実費でご負担下さい)

ツイッターの呼びかけはあまりにも軽々しいものでしたが、

真剣に、タロットの効能と効果的な使用法について、これまで同様考えていきたいと思ってのことです。

だから「魔術」という言葉を使うべきではなかったでしょうが。


くしくも、古代エジプトで実践されていたという様々な儀式、呪術、死後の世界観というものを専門的に調べたり訳する機会を頂いた渦中にありましてつい。



そもそも、アーサー・E・ウェイトという人物がかの魔術結社の団員でした。

そこではタロットを作成することそのものが一種の儀式魔術であり、ウェイトのみならず多くの団員・研究家がタロット研究に勤しみ、タロット創作に励んでもいたのです。


マジック、魔術・・様々な体系、分野、流派が今に伝わっています。


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ナチュラル・マジック―大地の力を生かす技 (聖なる知恵入門シリーズ) -
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魔術―理論と実践 -
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クロウリーと甦る秘神 (アレイスター・クロウリー著作集 別巻3) -
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「願いを叶えたい」という人間なら誰もが抱く願望ゆえに。

人間以外の動物で「魔術」を実践するものはありません。笑わないでね。

よく授業の中で、動物の中で人間だけが服を着る、道具を使う、言語を用いる、うそをつく・・云々お伝えします。そういう観点から「魔術」という行為は非常に興味深く、人間探求には格好のテーマなのですよ。


さてまあどんなブランチの魔術であっても、成果を左右するのは「祈願の仕方」に尽きると、私は考えます。

呪文を間違えたから、小道具がどうのこうので失敗した・・とゆうことはなく。

「望むものとそれを望む方法」を間違えたかなと。


たとえば、好きになった男性にはすでに付き合っている彼女がいた・・・というケースで、「彼が恋人と別れて、私の元に来ますように」という祈願の仕方なんかが、一番まずく。

「別れ」を望む以上、望んだ人のところに「別れ」はやってきてしまいますから。

望みは何なのか?しっかり見極める必要があるということです。


これはここの所易道学校で折に触れ皆で考えている「占的の立て方」に類似した問題なのです。先日の「求職活動中、3つの職場が目についた。どこに応募すればよい結果が得られるか?」ということで、「ABCそれぞれの職場に応募したらどうなるか?」と占的を絞ったというのだけれど、これはまったく絞れていません。


相談者が問いかけてくることばをそのまま占的とするのでは、占いは使い物にならないよ。「彼の気持ちが知りたい」とか「金運を上げるにはどうしたらいいでしょう」とか、様々な問いかけからまず占いはスタートしますが、たぶん私も含め身近なプロ占師でその言葉通りの占的で占断を下している人はいないのね。


あくまでも「問いかけ」はきっかけで、占いを始めるスイッチなだけで。

やはり、本質的な幸不幸を、問いかけて来られているものだからね、占いに来る相談者というのは。その人の幸せの星を見極めて、何を目指して、どこへどんな風に進んでいきましょうと促して差し上げることが大切なんだと。「未来を当てる」なんてことに専心しないで。


だから占術というのは、幸せになるための人生のリセットボタンのようなものだと、私は認識していて、そういうレベルではしっかり「魔術」と等価というか。リチュアル・ベルを鳴らす、香をたく、「アーメン」と唱えるのと変わりないもの。


以上、いかがでしたでしょう?

わからない用語がありましたら、当日すべて解説しますので!

正直、「願いを叶えたい」と思っている人には、やたらにかもられないように注意してほしい。

この業界、そういう人の心につけこむ商法がありふれている。

一商法としての「占い」にも要注意だ。


今一度、「人を幸せにする占い」について、皆でいっしょに考えてみませんか?きっと心の洗濯になると思います、現状ご参加頂ける面子から、それは確信しています。

きっとあなたの「占い」の奥行きが増すものとなるでしょう。

まずは自分自身を幸せに!

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posted by ステラ・マリス・ナディア・オフィス at 22:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本タロット占術振興会事務局より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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