Decoupage:デコパージュ・・・フランス語で「切る、切り裂く」というような意味とのこと。ウェブのフランス語辞書ではちょっと見つかりませんでした。
近世あたりのフランスで、家具に花柄など模様を描いたりする際に、人が手作業するととっても手間がかかりますよね、家具も一点ものということになってしまいます。そこで!家具に直接描くのではなく、「絵」いわゆるプリントを切って貼ってしまおうではないか!という動きが。
銅板画の発達で大量生産が可能になっていた「絵」ですから、同時に同じ柄の家具が量産できるということであっという間にこのデコパージュの技術はフランスからヨーロッパ全土へ。
王侯貴族は古くなった家具の修正にもこの技巧を活用したとか、マリー・アントワネットが宮廷で貴婦人たちとデコパージュを楽しんでいたとか国内では諸説が流布していますね。
・・・この辺の歴史の流れが「木版画タロットの普及」とあいまって興味深いところです。
そもそもはいたりあの家具職人が日本の漆食器からヒントを得たものだとも言われており、、
ナディアもこのデコパージュの歴史を現在探究中☆ 少し前にどちらかの講座で一応インストラクターの認定証は頂きましたが、、歴史を勉強したいので参考書籍を教えて下さいとお願いすると「わかりかねます」のひとことが! 認定証を発行しているくらいの組織なのに「えっ???」・・・まあどこの世界にもあるピンキリ現象ということでご理解頂ければと。
さてさて、ナディアさんは「デコパージュって何?」聞かれると「切って貼って楽しむアートです☆」と説明させて頂いております。
まず、好きな絵柄を切る! 切り抜きアートの楽しさを味わって頂きたく、手始めにタロットの絵柄を切り抜き手持ちの箱にワンポイント飾りつけるようなところから始めてもらっています。
「切り抜きさえうまくいけば成功したも同然」と言われるアンダーグラステクニックによるタロットボックス造り。
コレクションボックスの中身を見せつつおしゃれな収納ボックスにもなりますね!
横置きの箱は、内側に英字新聞柄のラッピングペーパーを貼ってみたり。
マルセイユ版「審判」の絵柄を二か所にわけて貼ってみました。コースターを2枚作りたいとずっと思っています。
ピンクの紙箱には上からアルカナ「塔」を。ウェイト版の「塔」とはまったく象徴が異なることもありお宝箱に。
自分の持ち物をタロット・モティーフでコーディネイトするのも素敵です。
ミンキアーテタロット「恋人たち」の絵柄を切り抜き、コレクションケースと素焼の鉢を装飾してみました。
プリントの貼り付けについては石けん、陶器などが割合簡単にできて楽しめるかなと。単発お試しレッスン向けです。
同じタイプの白いマグカップ2つ用意してタロット「女帝&皇帝」のペアマグカップ・・・百均とは思えない?!
3月の講習会はどこで何を?造りましょうか?!
タロットボックス造りは難易度高めですが、全3回程でいけるでしょう☆
本日より12/28月曜日までウェブショップをご利用頂きます際、備考欄に「タロットアートワークのサンプル希望」とお書きいただければタロット柄入り石けんを1点おつけさせていただきますね☆彡
年末まであともうわずか。浮足立ちそうですが、安全確認第一で、今の歩みをしっかり続けてまいりましょう。
教えてください。
緑に囲まれたサンルームでほっこりリラグゼーションタイムを! お過ごし下さいませ☆彡