12/10木曜日日本易道学校・タロット基礎科後記
14時スタート。テキスト製本が不十分でアルカナ「愚者」「魔術師」のページのみ部分配布。
机を移動して、タロット占術の手順。扱い方、繰り出し方、シャッフルとカットについて、1枚引き、2枚引き、3枚引きの仕方の一例を紹介。
机を直して早速第一枚目のアルカナ、ゼロ番の「愚者」解説。解説と言ってもポスター大に印刷した「愚者」の絵柄を目立つところから適当に説明する感じ。目立たないところの詳細まで事細かに解説するなら「タロット象徴事典」を読むのが一番手っ取り早い=それは自宅学習、任意の自習ということに。
初学者の方にとっては、色にも意味があるとか、絵の描き方にもメッセージがあるとか、耳慣れない話が多いということになるだろうからある程度ゆっくり大まかに説明。その意味やら解説というものは別段誰かが権威をもって決めつけたようなものではなく、文化の土台にある「伝統」であることがご理解いただけたか。
テキストも読み、15時を回って、アルカナ「愚者」の解釈。まずは占的を立て一問一答の一枚引きから。受講生のみなさんにも参加して頂く。愚者が象徴する有名人の名前がちょっと上げられなかったが、先日他界された野坂昭如氏などはいかがだろうか。
15時近くなってしまったが同様にアルカナ「魔術師」へ進み、おおまかな絵柄の解説のみで、「解釈」に移行。愚者で取り上げたパターン、「X’masパーティを成功させるには?」で全員に参加してもらう。最初に発言する方が楽で、後になると発言が苦しくなってくるがそれも学習。ひとがまだ解釈していないことを導き出すこともそうだし、自分なりの発送や感じ方に気づいて自分という人間を知るということもアルカナと向き合う効能のひとつだと思う。次回「魔術師」の続きから。
※一応月2回12か月のペースで1回につき1枚のアルカナを取り上げ、絵柄の解説、実生活に役立てられる解釈をとしっかり身に着けていきたい。途中参加可なので、興味関心がある方はぜひとも見学にいらして下さい。