西洋占星術基礎科 第11回後記
・先回、山羊座詳細が途中で、太陽星座〜土星星座までだったので、今回は天王星星座からだが、その前に今回のテーマである水瓶座に入る。室区分、神話等抑える。
・その後、守護星・天王星詳細へ。世代的な特徴を暗示する星とは言え、「世代」がなかなか難しい。団塊の世代とかバブル期、新人類とか色々な世代感があり、過去を振り返って事実と天王星の移動を検証するのはとても興味深いが、より専門的な学びの中での試みになっていこうかと。まだまだ外惑星については新規開拓の課題盛りだくさんだ。現行天王星は牡羊座のど真ん中。おおよそだが過去3年と向こう3年の世代的特徴を語るには、あと約3年待たなければならない。
・出生図の全容を解釈するのに役立てるべく、まずは天王星星座としての性格・人生傾向の特徴をつかむ。大阪都構想などはまさに水瓶・天王星的発想だが、破れた所以などを元大阪市長橋本氏のチャートや経過図から読み取ってみたかった。
・外惑星の位置付けも兼ね、海王星、冥王星のとらえ方・出生図の中での解釈例をおさらい。
・次回は6月は魚座詳細で基礎科最終回。7月からそのまま応用科に移行し、出生図の解釈をさらに消化しながら、アスペクト、経過図へと進む予定。もし興味のある方などご覧になっていらしたら、少数精鋭体制に振るってご参加を!
5/21木曜日
日本易道学校タロット科・アルカナ応用科第6回後記
・これまで扱ったACE〜5の札が多い出目の実践鑑定例からスタート。出目は実際のものだが、相談内容は仮定の相談で、シンプルに「40代男女の交際について、女性からの相談」とし、「つき合っているがなかなかプロポーズしてくれない。結婚できますか?」という端的なもの。
•解釈のポイントは何なのかという質問が出て、男女の温度差だと答えた。「結婚を望む女性」と「精神の痛みを感じている男性」、杯と剣のギャップ。杯も剣も誰もが持ち合わせている感情と思考の象徴であり、この出目から両者の心情(感情と思考)を読み取っていただきたいのだ。実際この案件を40代男性に聞いてもらうと「そりゃ当然でしょう、40代でしょ? 結婚なんてありえない」なんてことばもかえってくる。
・もちろんどこのどういう男女かという話によるところでもあるが、今回はしいて度外視している。どこのどんな男女であろうと、女性と男性とは生理が違うというところから生き物が違うという点をここで直視したい。なかなか異なる生き物の生態・習性は理解しがたいものがあるだろうが、これを解して意訳してお伝えするのが鑑定業というものであろうし。
・小アル6の札へ。生命の樹との関連づけ、4枚の絵の特徴、各札に隠れた別スート。隠れ星座ならぬ隠れワンド、隠れペンタクルを発見してもらえたり。引き続き、7、8・・・人物札、そして78枚総動員してのリーディング実践へとこのメンバーのまま無事に修了日を迎えられることを切に願う。
・とは言えまたまた「いい札よくない札」感覚がよみがえってきている風潮も感じ、焦らず一枚一枚のそれぞれの個性をつかんでいただけるよう丁寧な授業を心がける。次回も6、7の札を中心とした実践鑑定例から入ってみようか。