



★下記がLo Scarabeo社製のウェイトRWS版です、こちらは札タイトルが五か国語でもあり。お間違えなく!

こちらのカードの裏面がそっくりなのです。パッケージ2つのヴァージョン下記です。



★また、U.S.Games社製の「ウェイトRWS版(Smith-Waite Centennial Tarot Deck)」が下記。(ナディア・オフィスでは2012年頃一度入荷しました)
RWS版については好みで構わないと思いますが、ナディア・オフィスではスカラベオ社製が現在のラインナップに。U.S.Games社製もお取り寄せできます!
★ついでながら下記、一般的な「ウェイト版」の絵柄との比較もお楽しみ下さい☆

★古い順に並べてみましょう☆

オリジナル版 RWS版(ここではU.S.Games社製) スタンダードなウェイト版

1909年初版にはいくつかのヴァージョンがあって、その内の2つが左の二枚、オリジナル版とRWS版と言われているものです。どちらも初版という触れ込みで復刻されているのですが、一番左のオリジナル版のほうがわずかな時間差でより古いものらしい。ただ、後世に受け継がれシェイプアップされて今に至る「ウェイト版」(一番右)になった元の版は、左から2番目、中央のヴァージョン、RWS版だということですね。
「タロットの歴史〜西洋文化史から図像を読み解く〜」では、タロットの伝統、成り立ちや変容についてが詳細に語られており、そもそも、もともとの原点に立ち返って様々なデッキを見つめなおしている書籍でもあることから、ウェイト版の項では一番左のオリジナル・ウェイト版を絵柄の解説の際に採用しています。
以上 井上でした。