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このお婆さんは、ほとんど1日中大きな咳払いをしまくっている。2、3ブロック先の家にまで聞こえる「エヘン!」・・・異様にうるさい咳払いは典型的な精神症状です。お腹の底に溜まった感情が、吐き出したい感情が色々な形で出るのです。
身体の淀みが様々な身体症状となって出るのは周知のこと。
精神のわだかまりが多くの精神症状を引き起こすのも事実なのです。
家族の中にそういう症状が出ている人がいた時に、愛をもってそのご家族に向き合っていただきたいです。
「老い先短いですから、もうすぐ死にますから放って置いて」って、そんな生き方は、私は受け入れられない部類の人間です。
心のよどみを吐き出してもらえる最たる心理療法がカウンセリングです。
人に聞いてもらいたいこと、打ち明けたいこと、ちょっとしたことでも、日常的に誰かに「心」を伝えることができる環境作りが、まずは心の淀みの予防策でもあります。
だから、治療を受けましょうと、そんなの急に無理というのなら、地域の保健所とかもよりの病院に相談して、家族としてどう接することが大切なのか、考えていくことから始めましょうと。
心の病みに対する情報と知識が少ない現実と、家族の問題に際して、ヘンに家族を擁護して肩持ったり、それが問題をさらに悪化させてるという現実について喚起になればと書いています。
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現実ではそんなもの気にするほうが精神おかしいなどというとんでもレッテルを貼られやすい始末。このような論が普及する世の中を望みます。