5回目ですが、新規受講生の方をお迎え。
そろそろ出てくる、タロットの学習と実践解釈のギャップに触れることからスタート。
たとえば、「女教皇」に描かれている白い柱と黒い柱は、ヤキンとボアズの柱であって、、云々、
タロットの絵柄に描かれている数々のシンボル、色彩、美術としての構図やイコノロジーなども持ち出すことがあるが、
そういう情報・知識が、実生活の身近な占断をするにあたって果たして何の役に立つのか?
かえって情報や知識がじゃまになるというタロット愛好家が実際にいらっしゃること、
別に、タロットの絵柄の細かいことなど知らなくても、占いができればそれでいいんですよという
現職のプロの鑑定師の方もいらっしゃることなども含め、
易道学校のでの授業をどう役立ててて頂けるかのお話をさせていただく。
そうして、改めて今現在解明されているウェイト版はじめ標準的・伝統的なタロットの絵柄についてお伝えすると
なかなかすでに色々と情報収集されている方が多く、
やはりではたとえばマルセイユ版とウェイト版とは解釈が異なってくるのか等のご質問も。
次回はタロットの元となっている古代の美術作品や、各デッキについて決定的な違いというものを、
ポスター印刷で拡大した資料などご覧になって頂きながら、実際にお眼で確かめていただければと。
次回は「法王」=PAPAの札です。
「皇帝」では、早くも色彩、構図の「読み解き」のギアチェンジが、
文書を読むのとはまた異なるギアを入れることが素早く的確に!なられている方もいらして感激。
正位置・逆位置については、もう少し絵そのものを注視することに関連して改めて触れたい。
質問者との向き合い方は、、まだまだそれは実践の場に出ないと難しいのかもしれない。
毎回サンプルリーディングを扱いながら今は少しずつお伝えしていくしかない。
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