・ 先回は、一般の身の上相談とその中でのアドバイス、心理療法としてのカウンセリングとその中での助言やうながし、すなわちアドバイスとカウンセリングの違いをタロットセラピー序論としてお伝えしましたので、その辺りのおさらいから入り、いよいよ本題「セラピーとは、タロットを用いたセラピーのあり方と効能」に入っていきました。
・ タロットを用いたセラピーとしては色々な形が上げられました。今回は前触れの通り、手軽に着手できる塗り絵を応用したアートセラピーの実践へ。お話しました諸事情により、マルセイユ版ではなくウェイト版での取り組みとなりました。
ここに実際に参加者の方々に作成していただきましたタロットを紹介してまいりましょう!
少々携帯カメラの取扱が未熟で、、不鮮明な点にはご容赦下さい。
ではこちらはスキャンさせていただいたのでかなり鮮明です。
ある参加者の方が「今一番いいたいこと」というテーマで、塗り絵をして作成して下さったアルカナです。
さてここで、会員の方の解釈診断を承ります。
作成者のいいたいこととは? どんな思いを強く抱いているのでしょうか? 心の叫びをあなたなりに解釈してみて下さい。
※アルカナについては、作成者が選んだものではなく、ランダムに渡されたもの=作成者が「女教皇」を選んだわけではありません。たまたまです。
ヒント! 単なる自由連想では、タロットセラピーになりません。
色彩については、「タロット象徴事典」の各アルカナの項末にある「ウェイト版シンボル早見表」に
端的に解説が掲載されています。たとえば「赤」については、赤い絵柄が特徴的なアルカナ「皇帝」の
項末p.96に色が象徴する事柄をコンパクトにまとめてあります。
おおむねウェイト版の彩色に用いられれている色については、各アルカナの本文のほうにはより詳細な解説が。
会員の方で、解釈文を会員サイトに掲載OKの方、ぜひ投稿お待ちしております。
・ 参加者の方には、色や形による表現には、ことばを越えたメッセージ力があることを、今回体験していただけましたでしょうか。
・ また、幼少期に楽しんだぬり絵遊び、ここでも彩色する楽しみを味わっていただけたかとも。
同時に「着せ替え人形遊び」を彷彿とされた方もいらっしゃり、愚者や女教皇の持ち物や衣服のパーツを作って
どういうものを身につけさせるかで、気持ちのコンディションを測ってはというアイデアも出していただきました。
・ その後、木版画のタロットと関連する参考書として、『木版画を読む/森田安一著 山川出版』
の中から、占星術と木版画の項10ページ程読み合わせ。
・ 終了時間となってしまいましたので、場所を移して「11月の星回り」20分程度意見交換し、お開きとなりました。
・ 11月の会は、17日日曜日か30日土曜日で開催させていただきたく、会場の予約の関係で、できるだけ早く参加お申込連絡お願い申し上げます。
日本タロット占術振興会 井上でした。0
2013年10月20日
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