- 気候の暖かさに足取りも軽く登校。14時を若干まわりスタート。大アルカナ0〜21までの最終日に当たって、節目として受講生の皆さんのタロットに対する率直な意見をうかがってみたところ下記のご意見を頂戴。
- 占いの中で見出せるであろう何某かのメッセージを受け取りたく、タロットでそれができると感じている
- スピリチュアルな側面にあやかりたい
- タロットは初めてで、説明会で興味を持ち、今に至る。授業が難しい。タロットを読むことも難しい
- タロットとはとても不思議なものだ
- 人のことのほうが占いやすく、自分のことだと客観的に見られない
- 出たカードと現実にどうなったかのギャップは何なのか? 今後の課題を感じる
- タロットをやることがとても楽しい。しかし、人のことを占うというのは神経を使うものだ
- 今は難しくて読むことができないが、後になって出目の意味を感じることがある。他の占いもそうみたいだが、当たるとかはずれるとかではないようだ
- 皆さんのご意見、お感じになることを整理させていただく。多くの方がまだしっくりきていない面もあるようだが、学びの上で直面する自然な壁でもあるし、占いとは何なのかという本質的な探求に関わっている証でもあるはず。その考え方がご自身の人生との向き合い方に直結するし、引いてはどういう占い師となり、社会でどう役に立つことができるかの足がかりになる。どなたも、どちらに出られても遜色なく、仕事ができるようになることだろう。
- アルカナ20「審判」の解説、死者がまた再び命を得ることを許されるという構図を日常的にどう解釈するか? スピードアップして割とワンウェイ的な授業になったが、すでに20枚のアルカナを網羅してきているので、理解に難しくはなかったよう。生まれ変わった気持ちで新たな人生をスタートさせるということが、どれだけ重要なことか。過去=「今までの自分」という古い殻の存在に気づくことだけでも、そこに人生を再び行き直すと等価の価値がある、素晴らしいことなのだ。
- アルカナ21「世界」はリーディングも含めながら、その「安定性、総合性」に重点を置く。「四大と陰陽の究極の調和」は、この上ない地上の理想像だ。誰かひとりの人間の願望が成就するといったことではなく、「全体としてこれで問題ありません、これで精一杯です」というニュアンスでむしろ頻出するケースを伝える。近年、結婚しないで障害独身を通す方も多く、それがその人の特性に相応しい生き方ならそれでよろしいのだということを、このアルカナは教えてくれる。色々な個性があって然りで、集うことで全体としてのバランスを取ることが重要・・・こう語ることはカンタンだが、他者を受け入れず、自分のモノサシのみを常識として押しつけてくる人間は非常に多く、日常的に摩擦が絶えないのが現実だ。
- 上記2枚のアルカナを入れた三枚引き、三角形の展開法を流して、16時半を回り終了。次回、そして4月の2回の全3回は、リーディングに特化した授業になり、5月から小アルカナ開始予定。またお仲間が増えることを願ってやまない。
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posted by ステラ・マリス・ナディア・オフィス at 07:00| 埼玉 ☔|
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タロット・西洋占星術講座後記
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