太陽は双児宮10度に位置し、火星との角度は不安定ながらも、天秤宮に位置する土星と良好な角度を形成。
双児宮は、双子座の定位置、黄道12宮の第3室にあたります。若さとコミュニケーション、商業や小旅行を司る部屋。そして、双子座の守護星は、理知、文化・文明を司る水星です。今期は、広く浅く興味の幅を広げることや、居場所を転々とすることにも価値があるというところでしょう。
原子力問題、依然として進まない被災地の復興、そして慢性化した不況に際して、一様に論じるばかりで停滞ムードでしたが、いよいよ変化や改正のきざしが。いよいよ「だからどうすべきか」という理知的な発想にアクションがともないだします。
今期はさらに、ここに土星の抑制がほどよくかかりますね。土星が位置するのは、同じく風象サインの天秤宮。双子座、天秤座の風の星座の軽さや多面性が効果的な形で社会から受け入れられるこの時期、ひとつのことにこだわらず、様々なスタイルで取り組む中、「ここぞ」ということについては、不動性を発揮するような抑えのツボがポイントでしょうか。
自ら思考し、計画を具体化しようとする若年層の新しいビジネスなどもにぎわいだしそうです。でも、6/26までは金星が逆行し、アイデアばかりが先行して現実味に乏しい中途ハンパな起業家などには用心したいところ。ビジネスセンスにも色々ありますが、斬新過ぎて、大衆に受け入れられないのも考えものという節もありそう。
ツイッターとかスマホとか、、色々進化はしていても、今日の情報社会にあって、自分にとって都合のよい情報ばかり集めていては・・・情報も諸刃の刃です。
いずれにしても、天秤座に位置する土星がほどよい抑制をかけ、大きな事故や事件には至らないでしょう。
6/13〜21だけは要注意ゾーンです。消費税問題、解散散総選挙、一発逆転の可能性があります。血なまぐさい事件も心配。
太陽は、6/22に巨蟹宮に移項します。6/22以降は、少々拘束感のある変化も予想され、ここで「あの時動けばよかった」と後悔する人もいそうですから、今期大切なことは、心と身体を柔軟にして、波が寄せたらパッと乗れるよう軽装備を心がけること。
さて、星回りの一大イベントは、6/13に1年ぶりに宮を移項する木星の動き。幸運を象徴する木星が、金牛宮から双児宮へ移項します。
木星は向こう1年、双児宮に位置します。気持ちのままに突っ走ることなく、冷静に自分を見つめるもうひとりの自分がいる―これが双子座のスタンスですから、皆あやかりたいものです。腰が重たい旧態依然派はとくに、6月下旬、制約が解き放たれる波を感じたら、今考えているそのゴールに向かって最初の一歩を! ちなみに次の木星の移動は2013年6月27日。
各12星座の6月の星回りは「月刊ステラ・マガジン」にて
こちらの携帯コンテンツでは、太陽の動きに月の動きも加えてあなたの運勢を解説しています。
メディア工房
ぜひぜひ、お楽しみ下さい☆
まあ、人生を旅にたとえた時に、私は常々西洋占星術という地図と、タロットという方位磁石を持って前進しようと呼びかけています。
旅において、地図を広げてゴールを定め、目的地に向かう計画を立てること、備えがとても重要です。
そうして旅の中では、色々と迷います。その時取り出すのが方位磁石で、改めて現在位置を確認する必要が出てきます。
それはすなわち、自分を取り戻すということ。自分のホンネのホンネなんて、意外と解らないものだったりすのだけれども、絵札のメッセージがダイレクトに自分を刺激してくれます。
今後、スマホコンテンツも公開されるそうですが、占術について何かご不明な点、ご質問がありましたら、ご遠慮なくお寄せ下さい。西洋占星術ファン、タロットファンのための、ナディア・オフィスでいついつまでもありたいと、これから色々変化もあるのですが、今もそう願っておりまする☆ 明日も天体ショーだそうですね、お楽しみに♪