2009年09月30日

第41回スピリチュアルマーケット東京終了

大変、有意義な時間を過ごさせていただきました。
私共では、人に向き合うという仕事をさせていただいておりますので、実地に人と触れ合い、交流する場で、武者修行とでも言うのでしょうかね、お話をさせていただけるありがたい機会となりました。
我が「タロットマスターズブース」にお立ち寄りいただけた方々には、心より感謝の気持ちをお伝えしたく、ここに記させていただきます。ありがとうございました。

何分初出展で、気持ちにゆとりがなく、気がついたら終了時間という感じでした。次回は出展者の方々とももっと交流できたらと思っています。

当初は、”スピリチュアル”ということで、いささか不安もございました。いい加減に使われることも多いことばです。このことばの意味することや世間一般の認識なども含め、このことばを追求することが、本来は仕事をする上では最も大事かと思うに至る。実体のないながらも、誰しも持っているスピリットというものについて。

精神、心、感情、理性、魂、そういう内面の探求者であり続けたいものだ。

どうも出版の詰めの作業に入っているため、自分では意識しない内にピリピリしてしまっている今日この頃。。外の雑踏に出れば、心ない、無神経な、大人も子どももなんと多いことかと、神経が休まらないので、できるだけ家宅作業に勤しむ日々。だが、自分も人間。身勝手でわがままなおんなじ人間なんであって。スピリチュアリティが強い自分は、幼少の頃から自分が人間であることを忘れがちな傾向で困ったものだ。
母にはよく自己中だと、父からはよく感情的になったら負けだと、たしなめられたもの。
この年になって、結局あの頃の父と母の教えとおんなじようなことばかり、タロットの絵札が伝えてくれていることに気づく。過去の積み重ねて今があるわけで、人間の気質や性格などそうそう変化するものではあるまいから。おそらくこれが生きている私の生涯における命題なのでしょう。

占術というのは、未来予測の手段などではなく、自分と向き合うある種象徴的な儀式のようなものだ。とは、常日頃から口にしているが、「今の自分」というものに、それを積み上げてきた自分自身ともふくめてどっぷり向き合った時には、自ずと未来も見えてくる。
だが、自分のスピリチュアリティと本気で向き合うということは、たやすいことではないと思う。背負ってきた過去の出来事、思いもすべて、忘れ去りたい出来事や傷まで、直視することになるのですから、ものすごいエネルギーを消耗することだろう。
だから何となくわかりましたね。スピマの会場には、霊界や前世というワンクッションを置いてセッションする形式の方々が多かったこと。
美輪明宏さんのオーラの泉という番組を観たことがあるが、最後にテロップが出て「霊や前世とは、人生をよりよくするための考え方のひとつです」的なテロップが流れていたのも然りで、これもまたよくわかるようになりました。
自分としては、ワンクッションや考え方のひとつに甘えて、逃げっぱなしで、現実的に問題が解決できないようではやっぱりいかんなと。一時的に発散したり、盛り上がるだけでは、ホントのイベント、遊園地になってしまう。
占術も、タロットも、道具は何でも使いよう。これにしっかり向き合い、使える道具として、その効能を様々な場所でまたお伝えできれば幸いです。0
posted by ステラ・マリス・ナディア・オフィス at 13:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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