お盆休みも明け、一週間ハードでしたね。でも休み中も今ものりピーの事件の報道ばっかり。つい気になるのはわかるけれど。ブッシュ前政権下で、アルカイダの暗殺計画が民間委託されていた件とか、、こっちのほうがニュースとしてはぶっ飛んでしまいませんかね。
もうね、のりピーも、大変苦しんでいるでしょうしね。本来の自分と違うイメージが一人歩きしている状態、、しかし、、それがそもそも役者の本分というものでもあろうに。
考えようによっては、のりピーという女優は超演技派。大女優だったと言えるのでは。同時期に逮捕された、さもドラッグの似合いそうな某俳優とは対照的。見事に演技をしていたわけで。イメージとのギャップを誇張するマスコミの取り上げ方も何だかなあ。。芸能人の社会的責任は大きいだって。そうなの?職業別で社会的責任が大きい順にランク付けするとしたら、芸能人はかなり下のほうになるが。自分的には。
考えようによっては、のりピー逮捕されて、よかったよかった。今でももう薬を手放せない状態なんだろうし、その先に待っていることはひとつ、、ゾッとします。どんな病だって早期発見早期治療。これがベスト。起訴されずに、治療に専念させてあげたいなとのりピーを見ていると思う。
薬とかお酒ではないが、私も某依存症だったので、かなり重度な。いやわかります。強制的に誰かに止めてもらわないと、死ぬまで依存し続けますからね。逮捕されて内心のりピー、ホッとしたことでしょう。ただ、依存する必要があるから依存するのであって、強制的にその対象となるものを取り上げても、何の解決にもなりません。薬でも何でも、ひとりで立っていられない人の、つっかえ棒みたいなものなんだな。そういえば、自分が留学していたところには、僚にチョコレート依存症のコが居て、週末になると一気に2、3kgのチョコレートをがーっと食べていた。全部吐き出しちゃうんだけど。色々な依存症があるものなんだ。ちなみに砂糖が入った食品は中毒になりやすいともされている。
いずれにしても、その依存しているもの=支え棒を取り上げちゃうと、その人はもう「人間でなくなってまう」あるいは「自分でなくなってしまう」と表現するだろう。だから、依存している最中は、「ぜったいやめない、やめられない、手放せない」、ほとんど「生きるため」に、みんな信心しているかのように、そのものにすがるんだな。その心に巣くっているものを、つきなみだけれども「心の闇」の正体を突き止めること、なんでしょう。これがまた治療者の腕がないと、延々とうだうだと堂々巡りの家族療法。それか投薬のみ。回復に時間がかかって、50、60才になっても、自立できないでいる依存症患者の方なんかも出てきてしまう。依存症からの回復とは、やはり本人が「治りたい」と強く願うことありき。そして、治ること=病から脱すること ではなく、治ること=自身が自立することだという認識に至るよう導いて差し上げることが重要かと。
最近、鑑定は埼玉本社で行っていますが、9/19土曜日には、スピリチュアルマーケットに出展しますので、もしよろしければ、心の重しを下ろしにいらして下さい。
http://www.tarot-society-jp.net/event/index.html0
2009年08月21日
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