2009年01月22日

オバマ大統領という象徴

昨日は幾分、新しい風を感じました。この小さな島国にも、、黒い肌の大統領の誕生により。就任演説の中で、差別について触れ、中で信仰についても語っていて、自分の信条とも合致し嬉しく、且つ呼びかけにありがたく思いました。ジョン・レノンのImagineを彷彿としたのは私だけではないのではないでしょうか。あ、演説を全部聴いていたわけではありませんが。

さて、今回の大きな一件に、皆さんはどのような「象徴」を見出しますでしょうか?先だっての易道学校での講座でも、日常的に象徴を見出し、感じ取ることが大切であることに少し触れさせていただきました。

肌の色が違う人、故に人種的差別を受けてきた階層の中から、大国のリーダーが生まれたということに、人それぞれ感じることも色々でしょうし、象徴的な解釈も色々かもしれない。ニュースで町行く人たちのインタビューを見ると、一貫して皆明るく、希望を、期待を託している様ではありました。

占術家とは、数や形を象徴的に解釈をするのが、お仕事です。それが伝統的にどのように扱われてきたのかを解くのが仕事なのです。
あるひとつの数、ひとつの時期、一定の期間に、この世に命を受けたということに、そこにどのようなことが象徴されているのかを。繰り出した札の絵柄一枚、その色、形、模様、シンボルに、いったい何が象徴されているのかを。
象徴について、これは正誤の問題ではありません。存分に思いをめぐらし、様々なものを見聞きして、その都度判断してみて欲しい。

引き続き、西洋占星術、タロット、その象徴的解釈の講座で、よろしくお願い申し上げます。

とは言え、期待ばっかりじゃ、オバマっちもスーパーマンではありませんからね、疲れちゃうでしょう。なんといいますか、200年もの時間をかけて建国当初から差別と人権問題に取り組んできた黒人階層の人々に倣って、自分で動いて変えてゆける人間になりたいものです。習い事も、期待ばっかりでは、先に進めませぬ。
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posted by ステラ・マリス・ナディア・オフィス at 09:19| Comment(0) | TrackBack(0) | タロット・西洋占星術講座のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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